松田国英厩舎の食事会
2007/06/13(17:51)
先週の木曜日に草津市のレストランで松田国英厩舎の食事会が開かれ、先輩方とともにその席に招待していただいた。今回はその時の模様を。
参加者は厩舎スタッフの皆さんとそのご家族を始め、安藤勝己騎手とゆかり夫人、鮫島良太騎手、西原玲奈騎手、KBS京都の競馬中継でお馴染みの太平洋さん、作家の乗峯栄一さん、育成牧場の方や馬具屋さん、マスコミ関係者などさまざま。合わせて30〜40名はいたように思う。
会場に入ると、今回の食事会の説明(ダイワスカーレットの桜花賞勝利、厩舎スタッフの方の結婚、所属の鮫島良太騎手の通算100勝達成を祝って行われる)があり、用意されたスクリーンでは今年行われたドバイのレースVTRが放映されていた。それが終わると乗峯さんの乾杯の合図で食事会がスタート。
自称競馬ブックのお食事大臣として料理のチェックは欠かせない任務だと思っていたが、乾杯がシャンパン界のサンデーサイレンス“ドンペリニヨン”、料理もフォアグラに始まり、伊勢海老のパスタ。ステーキ(やわらかく、それでいて脂っこくなくて幾らでも食べられそう)など私のような一般市民には普段食べられないものばかり。これがコース料理でなければ際限なく食べていただろうと思うぐらいにおいしかった。
おいしい料理があれば会話も弾み、厩舎スタッフの方や育成牧場の方と楽しくお話をさせていただいた。特に私の隣の席の片岡厩務員はとても気さくな方で、この世界に入ったキッカケや助手時代の思い出などを面白おかしく話して下さり、またその話に他のスタッフの方がツッコミを入れてきたりして、とても楽しい時間を過ごさせてもらった。
その中でも印象に残ったのは、「うちのスタッフはチームワークが良くて、世代関係なく仲もいい。誰かが『忙しいから手伝って』と言うと誰でも嫌な顔ひとつせず手伝うし、みんなで厩舎にいる時もいつも笑いが絶えない感じだからな。先生が来て仕事の話になるとさすがに静かになるけど(笑)」
という話。お互いに助け合いながら楽しんで仕事をしているから、これだけの成績を残せているのかな、などと珍しく真剣に考えていると、「ちゃらちゃっちゃっちゃらっちゃ〜、ちゃらちゃっちゃっちゃらっちゃ〜♪」とどこかで聴いたことのあるアカペラの歌声。そして大爆笑の中ムーディ勝山の歌に乗せて紹介される鮫島騎手の姿が。司会の渡辺助手いわく「彼のテーマソング」らしいが、本人は「そんなことはありません」とキッパリ否定。仲の良さ?を表すいい演出だった。
その後は100勝について聞かれて、「100勝できたのは関係者のみなさんのおかげだと思います。これからも頑張りますのでよろしくお願いします」とコメント。松田夫妻から花束が手渡されると会場からは大きな拍手が起こった。
そこからはダイワスカーレットの桜花賞優勝祝いで、安藤夫妻に花束が、結婚祝いで、また花束と祝福の嵐。最後には白い馬のマスクを被ったシェルズレイ?までお祝いに駆けつけ大盛り上がり。
それにとどまらず、太平洋さんの、舞台公演でできた借金を返済するためにお嫁さんと奮闘するダイワスカーレット物語まであり、時が経つのを忘れるほどだった。
最後は松田国英先生のお話。GIを勝つには厩舎スタッフだけではなく、ここに集まった人の協力がないとできないと思っていて、とても感謝していること。馬にとって何がベストかを常に考えていて、目標は種牡馬になる馬を1頭でも多く作ることといった競馬に対する熱い思いを語られていた。
そして安藤騎手の一本締めで楽しかった食事会も終了。気がつけば開始から3時間半も経っていた。
普段は調教班と編集業務を主な仕事としている私にとって、厩舎スタッフの方とジックリ話ができたのはとても有意義だったし、料理もおいしく、心も腹も充実感で一杯だった。ただ、腹の方は若干空きがあったようなので、仕上げにスーパーで海鮮丼を買って帰り、最高の一日となった。
招待していただいた松田国英先生始め関係者の皆様、そしてダラダラとした長文に付き合ってくれた読者の方々、本当にありがとうございました!
(三浦幸太郎)
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