千羽鶴

2007/07/01(12:26)

24日(日)の函館競馬第12Rで落馬負傷して市内の病院に入院した塚田祥雄騎手(20歳、美浦・藤沢和厩舎)は脳挫傷と診断されて集中治療室で経過観察中である。昨年あたりからメキメキと頭角を現し、今年もすでに16勝をマーク。前途洋々と思われていた彼を襲った突然のアクシデントには胸が痛む。

 事故の起こった翌週から、函館競馬場の調教控え室には折り紙が置かれている。騎手、調教助手、厩務員、取材記者といった各人が鶴を折りはじめたのだ。誰が言いだしたのかはわからないが、調教の合い間に手があくとみんなで鶴を折っている。千羽集まれば塚田騎手の病室に届けるつもりなのは言うまでもない。騎手や調教助手といったスタッフは若手が多いので小器用に折り鶴を折れるが、中高年の多い函館の取材記者たちは四苦八苦。西原玲奈騎手の指導に従ってそれぞれが一生懸命だが、完成品を見るとバランスが悪かったり不恰好だったり。しかし、それはそれで気持ちがこもっているのだ。

 私も慣れない手つきで7、8羽折った。このブログを書いている段階ではまだ数が足りないが、来週中には千羽集めたいと思う。「こんなことしかできないのが寂しいな」といいつつ鶴を折るみなんの思いが伝わり、「塚田騎手快方へ」の知らせが一日も早く届いてほしい。

(小原靖博)

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