松元省一調教師勇退
2007/10/17(17:41)
Q 調教師生活を振り返って感想を。
A それなりに満足できる生活を送れたと思っている。
Q 思い出の馬、思い出のレースを挙げるとすれば。
A やっぱり(トウカイ)テイオーのジャパンカップ。故障の多い馬で気を遣ったけど、あの馬が、あのレースが一番記憶に残っている。
Q 引退後にやりたいことは。
A そう器用な方ではないので、本業をやりつつ合い間に趣味でなにかをするということが出来なかった。本を読んだり音楽を聴いたり、釣りをしたり。そんな生活をしてみたい気持はある。同級生はもう定年退職していて、私に対して定年前に辞めないで70歳まで頑張れといってくれる。でも、人それぞれの考え方があるだろうから。
Q 最後に、我々競馬マスコミに対してご意見をいただければ。
A (現場取材陣に対して感じていることだが)こちらの事情で朝の取材を断って「午後にしてくれ」というと、それ以降は(取材に)こなかったりする。(普段の取材の様子を見る限りでは)熱意が足らんというのか、根気がないといった気がする。私も大学を出て3年ほど車のセールスマンをしていたことがあり、その当時に経験したことだが、(何度断られても)相手に誠意さえ見せ続ければいつかは気持が通じるもの。記者の皆さんにはそのあたりのことを考えていただきたい。
トウカイテイオー、フラワーパーク、スティルインラブで知られる松元省一調教師がトレセン事務所で勇退記者会見をしたのはご存知の通り。記者と師とのQ&Aの一部を抜粋して紹介したが、最後の部分の競馬マスコミに対する意見がなんとも味わい深かった。松元省一調教師といえば威厳があって毅然としていて、とにかく雰囲気のある人物。怒ると相当に怖いというイメージがひとり歩きしていて、腰の引けた取材記者が多かったということなのかも知れない。そのあたりが最後の師のコメントになっているのだろう。筋さえ通せばいつでも取材に応じてくれるが、認識不足の質問や馴れ合いは大嫌い。そんな人物なのである。長年この松元省一厩舎を担当している海士部記者は「来春で解散ですか。寂しくなりますね」と話していた。専門紙、日刊紙記者の皆さん、残された時間は2月末まで。ビビることなく、積極的に松元省一調教師にアタックしようではないか。
(MK)
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