ドバイへ続々と

2010/02/25(17:55)

先週の京都記念ではブエナビスタが正攻法の競馬でジャガーメイル、ドリームジャーニーを抑え切り、オークス以降の不本意な競馬続きに終止符を打った。
同馬は次走、3月27日にドバイのメイダン競馬場で行われるドバイシーマクラシック(G1、芝2410m)への出走を予定している。
既に現地入りしているレッドディザイアも同レースへの出走を予定しており、昨年牝馬クラシックを沸かせたライバル対決が、海外の強豪を交えた形で見られることとなりそうだ。

また、レッドディザイアとともに既にUAEに渡っているウオッカは、メインレースのドバイワールドカップ(G1、AW2000m)へ出走を予定、ローレルゲレイロもドバイゴールデンシャヒーン(G1、AW1200m)に選出されており、全馬出走となれば今年の日本勢は前年のJRA賞受賞馬3頭を含む例年以上に強力な布陣となる。


ドバイミーティングの舞台となるメイダン競馬場は今年1月にオープンしたばかり。
昨年までのナドアルシバ競馬場との大きな違いは、これまでダートで行われていたドバイWCを含む4レースが、タペタ馬場での施行に替わる点だ。

タペタ(ラテン語で「カーペット」の意味とのこと)馬場とは栗東・美浦両TCで使用されているニューポリトラックと同じくオールウェザー馬場の一種。
クッション性に優れ、芝並みのグリップ力があって上滑りしにくい、走行時の跳ね返りが少ないなど、ニューポリトラックと共通する特性を持っている。
舞い上がった砂を被って戦意喪失するケースが少なくないダートに比べると、芝からの転向組が適応しやすいのではないか。
つまり馬場の観点からいえば、芝の実績馬であるウオッカやローレルゲレイロにAWのG1を勝つチャンスは十分あると個人的には思っているのだが、果たしてどうだろうか。
まずはウオッカ、レッドディザイアが出走を予定している前哨戦マクトゥームチャレンジ・ラウンド3(3月4日、G2、AW2000m)を楽しみに待ちたい。

また、小誌2月28日号「海外競馬プラス」によれば、芝馬場はナドアルシバと同種のものを使用しているとのことで、こちらは既に多くの日本馬が適性を示しているだけに、引き続き期待できそうだ。

日本では海外競馬の馬券発売はないが、競馬をスポーツ観戦として楽しめる絶好の機会。
オリンピックに引き続き、競馬の日本代表にも是非ご声援を。

(羽生佳孝)

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