人気馬の取捨はバランスよく
2012/02/04(10:49)
きさらぎ賞。週報でも触れたが、勝ち馬を選ぶ上でもっとも手っ取り早いのは6着以下のキャリアの有無。1度でもあれば2着まで、2度以上あれば3着までと綺麗に分けられる。この点について今年の出走馬13頭をみると、実に半分以上の7頭が引っかかる。また、1戦1勝馬が連対したこともないので、マジカルツアーも引っかかる。これら8頭を勝ち馬候補から除いてスタート。
もう一点が京都での成績。過去10年の3着以内馬30頭中29頭は、京都で連対経験があるか、そもそも京都で出走経験がないかのいずれかだった。上で残った5頭のうちベールドインパクトがここで引っかかる。更に、ここ5年の勝ち馬5頭全馬に1800m以上で勝利経験があった。これでジャスタウェイが勝ち馬候補から消える。残るのが(4)ヒストリカル、(6)アルキメデス、(9)ワールドエースの3頭。
ここから軸を1頭選ぶなら(9)ワールドエースになるだろうか。過去10年の3着以内馬30頭中24頭は前走3着以内。連対馬なら20頭中18頭がこれに当たる。当てはまらなかったのは02年の2着馬アグネスソニックと07年の勝ち馬アサクサキングスでいずれも前走5着。
アグネスソニックの場合は前走がG1朝日杯FSなので例外視は比較的容易。アサクサキングスはラジオNIKKEI杯2歳Sからなのだが、この馬はその前走、直線で結構大きな不利を食っての5着だった。これはこれで例外視していいのではないか。
この2件を例外視した場合、前走4着以下だったあとの4頭はすべて3着馬。連対馬をピックアップする条件として扱ってもいいくらいだろう。で、これをクリアするのが、最後に残った3頭のうちワールドエースだけということ。WIN5なら1頭固定でもいいくらい。
さて、これでは馬券的にはつまらないので、2着馬選びに焦点を当ててみたい。ここまでの流れを整理すると、2着馬に求められる条件は4つになる。
1.キャリア2戦以上
2.京都で連対経験があるか、京都初出走
3.6着以下の経験が1回以下
4.前走3着以内
これで残るのが(5)プレミアムブルーと(11)マイネルアトラクト。意外とスッキリ収まった。
結論。
◎(9)ワールドエース
△(5)プレミアムブルー
△(11)マイネルアトラクト
馬単(9)→(5)(11)@100円、馬連(9)―(5)(11)@100円で計400円。
一方、東京新聞杯。02年以降に東京で行われた9回における前走着順別の成績を見ると、前走1着馬が4勝、前走2着馬がゼロで、あとは1勝ずつバラけていた。前走1着馬の単勝回収率が143%もあったのでこれ買えばいいやと思っていたら、その数字は昇級戦の馬が稼いだものだった。今回はそんな馬がいない。オープン勝ちからの臨戦だと回収率が単勝46%、複勝45%。とても買えない。
ただ、これも着順ではなく着差で見ると、02年のアドマイヤコジーンを除いた8頭が、前走で勝っているか、負けても0秒5差以内だった点で共通している。
また、ちょっと気になったのは、前走の距離。この類はたまたまがほとんどだろうが、このレース、前走で1800m以上の距離に使われていた馬が1度も勝っていなかった。前走1600mが6勝、1400m2勝、1200m1勝という具合。今回のメンバーをだとフミノイマージンとフレールジャック。人気しそうな馬が該当する。
ここまでで残るのが(5)ガルボ、(6)コスモセンサー、(8)アスカクリチャン、(12)ダノンシャーク、(14)サダムパテック、(15)マイネルラクリマの6頭。前走オープン勝ち馬を除けば、(5)ガルボ、(8)アスカクリチャン、(12)ダノンシャーク、(14)サダムパテックの4頭になる。
ここで週報「東京新聞杯の傾向」を見ると、『08年以降、3着以内に入った4歳馬すべてにG1で3着以内があった』とある。08年以降で5頭だから結構な数。これを利用すれば、ダノンシャークが消えて(5)ガルボ、(8)アスカクリチャン、(14)サダムパテックの3頭まで絞れる。
ニューイヤーS組のガルボ。過去、ニューイヤーSからは9頭が出走しているが、複数頭が出走した年を見ると、ニューイヤーSでの着順とここでの序列がひっくり返ったことがない(02、10、11年が該当年)。その理屈でいけば、ニューイヤーS2着のガルボの前には同1着のコスモセンサーがいるはず。そのコスモセンサーを消したのなら、ガルボも一緒に買い目からは外すべきだろう。
結論
◎(8)アスカクリチャン
◎(14)サダムパテック
単複(8)(14)@100円、馬連(8)―(14)@100円で計500円。
(坂井直樹)
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