この騎手を追いかけろ!
2007/01/13(17:16)
昨年に続いて、『2006年度 東西別全ジョッキー完全データ』が15日発売の週刊競馬ブックに掲載される。Mデスクが編集員通信にこの話を書かれてから丸2年。あの時にデスクが目をつけた松岡騎手は、05年、そして昨年も単勝回収率100%超え(=1年間通して均等に単勝を買い続ければプラス)を達成した。03年デビューの彼が、04〜06年まで単勝回収率100%ということは、ひょっとしたら、デビュー以来ここまでずっと単勝回収率が100%を超えているのでは。そう思い、またマイPCをカチャカチャと弾き、データを出力してみた。すると、弾き出された数字は
松岡正海 (116.127.124.1661)=(1着数.2着数.3着数.着外数) 単勝回収率 116%
デビューから丸4年で、2000鞍を超える騎乗数をこなしながら、彼の単勝回収率は100%を大きく超えていた。全部で2028鞍なので、1レースあたり100円ずつ無条件で買っていけば、ここまでに35000円近くの黒字を計上できた計算だ。これは掛け値なしに凄い。
乗りかかった船とばかりに、(余計なお世話だろうが)他の騎手の単勝回収率も調べてみた。手元で調べられる86年以降のデータについてだが、現役の中央所属騎手で、総騎乗数が200鞍を超えている騎手に限定したところ、5人の騎手が浮かび上がった。単勝回収率の順に並べると、以下のようになる。
大庭和弥 (58.56.69.1108) 単勝回収率 117%
松岡正海 (116.127.124.1661) 単勝回収率 116%
岩田康誠 (255.220.212.1386) 単勝回収率 103%
大野拓弥 (45.48.53.756) 単勝回収率 102%
池添謙一 (468.436.444.3868) 単勝回収率 101%
5000鞍を超える騎乗数ながら100%をキープしている池添騎手は素晴らしいし、活躍が目覚しく、人気する回数の多い岩田騎手が回収率100%を超えているというのも驚きだ。しかしその中で、コンスタントに騎乗していて、なおかつ松岡騎手を凌ぐ数字を叩き出しているのが関東の大庭騎手。平地、障害の二足の草鞋を履いての活躍が目立つジョッキーで、単勝平均配当2622円はこの5人の中でも群を抜いている。デビューから丸2年とまだまだ伸びる余地を残している大野騎手の数字も素晴らしい。
数を勝つとどうしても人気しだすので、なかなか回収率100%をキープするのは難しいが、これから1人のジョッキーを追いかけていくのなら、彼らの中から選ぶと面白いかも知れない。
(坂井直樹)
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