北海道ではこの騎手を追え!
2008/06/20(17:26)
夏競馬の風物詩といえば北海道開催と降級。降級については昨年書いた。改めて調べてみたが、やはり傾向はそのままだったので、気になる方はごらんください。
さて、北海道開催。毎年トップジョッキーが揃うことで知られるが、その中で特に誰を追えばいいのか、検証してみた。データは86年以降、北海道での騎乗数の最低ラインを100鞍とした。
北海道シリーズのジョッキーの勝率、連対率、複勝圏率のトップ5はいずれも同じで、
1.武豊 (24.40%、40.60%、54.00%)=(勝率、連対率、複勝圏率)
2.安藤勝己 (18.90%、35.70%、45.70%)
3.岩田康誠 (18.60%、31.60%、43.50%)
4.横山典弘 (16.80%、31.40%、42.70%)
5.藤田伸二 (16.20%、28.80%、39.90%)
分かりやすいというか、普段のリーディング上位のジョッキーがそのまま名を連ねてしまった。これではつまらないので、視点を変えてみる。というわけで、北海道シリーズ以外の率との差が大きいジョッキートップ10を調べてみた。
計算方法は簡単に、(北海道シリーズでの率)−(それ以外での率)。この数字が大きいジョッキーほど「北海道に行くといつも以上に頑張る騎手」といえるだろう。すると、
【勝率】
1.熊沢重文 (13.40%、7.30%、6.10%)=(北海道での率、それ以外での率、その差)
2.岩田康誠 (18.60%、13.00%、5.60%)
3.角田晃一 (13.90%、8.80%、5.10%)
4.藤田伸二 (16.20%、11.90%、4.30%)
5.河北通 (10.40%、6.10%、4.30%)
6.武豊 (24.40%、20.90%、3.50%)
7.横山典弘 (16.80%、13.40%、3.40%)
8.大野拓弥 (7.40%、4.40%、3.00%)
9.四位洋文 (14.20%、11.30%、2.90%)
10.安藤勝己 (18.90%、16.10%、2.80%)
【連対率】
1.熊沢重文 (27.90%、15.40%、12.50%)
2.角田晃一 (27.30%、16.80%、10.50%)
3.横山義行 (17.60%、9.90%、7.70%)
4.岩田康誠 (31.60%、24.20%、7.40%)
5.藤田伸二 (28.80%、21.90%、6.90%)
6.河北通 (19.10%、12.40%、6.70%)
7.安藤勝己 (35.70%、29.00%、6.70%)
8.横山典弘 (31.40%、25.00%、6.40%)
9.小島太一 (14.70%、8.90%、5.80%)
10.武豊 (40.60%、35.50%、5.10%)
【複勝圏率】
1.熊沢重文 (35.20%、23.20%、12.00%)
2.角田晃一 (36.90%、25.70%、11.20%)
3.河北通 (29.00%、18.90%、10.10%)
4.横山義行 (25.20%、15.80%、9.40%)
5.小島太一 (20.90%、12.00%、8.90%)
6.藤田伸二 (39.90%、31.10%、8.80%)
7.岩田康誠 (43.50%、35.30%、8.20%)
8.横山典弘 (42.70%、35.60%、7.10%)
9.武豊 (54.00%、47.20%、6.80%)
10.小林徹弥 (23.70%、17.20%、6.50%)
このデータからは、「熊沢騎手は北海道に行ったら絶対に買い」となるのだが、少なくとも開幕週に熊沢騎手の名前はないし、ここ数年の流れから見れば、買う機会もおそらくないだろう。というわけで、早速今週から使えそうなジョッキーの名前を探すと、まず目に付くのが横山典弘騎手。北海道以外でのレースよりも確実に数字が上がっており、北海道以外と比べると3〜7%ほど成績がいい。そうでなくても成績のいいジョッキーだけに、悩んだら迷わず買っておきたい。
他では安藤勝己騎手、四位洋文騎手あたりが目に付く。ただ、安藤勝騎手は複勝圏率ランキングでは圏外(17位)なので、3連単のときは1、2着固定が効率的か。同様に四位騎手は連対率、複勝圏率がランク外(各13、15位)。こちらは1着固定がオススメだ。
(坂井直樹)
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