夏競馬攻略大作戦

2009/07/15(17:18)

 先日、読者の方より1通のお便りを頂いた。内容は「栗東データ班の宝塚記念の回顧はないのでしょうか?」というもの。する気がないわけでもなく、忘れているわけでもないのだが、どうにも落としどころを見出せないまま、ひと月ほど経とうとしている。何というか、申し訳ない。必ずやります。はい。


 さて、今週から新潟、小倉が始まって本格的ローカル夏競馬に突入する。そこで、その宝塚回顧の穴埋めというわけではないが、「夏競馬攻略大作戦 from データ班」をお送りしたい。

 考えるキッカケはコスモプラチナとドリームジャーニー。2頭のステイゴールド産駒の活躍だった。『昨夏のシゲルフセルトあたりをみても、ステイゴールドはどうも夏場に強い気がする。「夏血統」というものはおそらく存在するだろう。ひょっとすると、それを見つけられれば穴馬券につながるのではなかろうか?』という、欲望丸出しのスケベ心からの思いつきである。

 と、いうわけで調査開始。04年以降、3〜6月の「春期間」と7〜9月の「夏期間」に分けて、産駒が各期間において100走を超えている種牡馬に限定し、春期間より夏期間の方が成績がいい「夏血統」を探ってみた。ちなみに、単純な数字(勝利数や連対数)の比較では馬券的には有意ではないので、ここでは「勝率」「連対率」「複勝圏率」「単勝回収率」「複勝回収率」「平均着順」「平均人気」「単勝平均配当」「複勝平均配当」の9項目に注目し、春より夏の成績がいい種牡馬を探してみた。

 重視すべき項目は馬券の買い方によって異なるだろうが、「穴馬券を取る」「回収率を上げる」の2点を念頭に、ここでは「単勝・複勝回収率」「単勝・複勝平均配当」「平均人気」を重視してみたい。

 単なる数字の羅列になるので細かいデータは適宜表記させていただくとして、今回、栗東データ班に狙われてしまった種牡馬は以下の14頭である。

 アフリート
 エイシンサンディ
 カリスタグローリ
 キングカメハメハ
 サクラバクシンオー
 ジェイドロバリー
 デヒア
 パラダイスクリーク
 パントレセレブル
 フォーティナイナー
 ボストンハーバー
 マイネルラヴ
 マヤノトップガン
 マリエンバード


 カリスタグローリやパントレセレブルあたりは現役産駒が少なく、夏競馬のうちに走れる馬がおそらく1頭しかいないのではという感じだが、しかしながら、その1頭が劇走してくれる可能性もあるので候補に残しておいた。

 しかし、これら種牡馬の産駒を手当たり次第に狙うのは効率が悪い。狙うなら、十分狙える条件下でだけ。と、いうわけで、14頭と数が揃っているので、その「各種牡馬を狙える条件」を明日、明後日に亘って紹介してみたいと思う。馬券検討の一助となれば何より。

(坂井直樹)

トラックバックURL

http://wwwblog.keibabook.co.jp/cgi/tb.cgi/pagesakai/20090715171855