外枠有利に一石を投ず
2010/07/21(12:10)
結論から言うとハズレだったが、軸にしたマルブツイースターが16番人気で3着。直線競馬で不利といわれた内枠(2枠3番)でのものだから、決して悪い結果ではないだろう。
改めて結果を見ると、1着のケイティラブが5枠9番、2着のジェイケイセラヴィが6枠12番。8枠16番のアポロドルチェがハナ差4着だったので、だからどうということはないが、直線競馬で圧倒的といわれる7枠8枠が馬券に絡まなかったのは、第1回以来2度目となる。
さて、反省。挙げた条件は以下の6点。
1.7歳以上は(0.0.0.28)
2.牡・セン馬(2.5.5.72)、牝馬(7.4.4.36)
3.中8週以上の間隔での臨戦できたのは2頭
4.斤量57キロ以上馬は(0.1.0.7)
5.東西差は連対率、3着内率ではほとんどないが、勝率は西が東の約4倍
6.連対がないのは1枠と6枠
上位3頭は6、6、5歳なので条件1はクリア。勝ったのが牝馬なので、条件2もクリアとみていいだろう。また、間隔もそれぞれ中2、3、1週なので条件3もクリア。斤量もそれぞれ54、56、56キロと条件4もクリアしたし、勝ったのが関西馬なので条件5もクリアしたとしていいだろう。
そんなわけで今回、足を引っ張ったのは条件6である。2着のジェイケイセラヴィは6枠12番だった。
小誌今週号の152ページ、アイビスSDレース後のインタビューを見てみると、こんなコメントがある。
キルシュブリューテ(12着)吉田豊騎手……内枠の馬が外へ寄ってきたので、前が壁になってしまいました。終いは脚を使ってくれたんですけどね。今日の競馬なら、内枠の方が良かったと思います。
『「外ラチを目指して内目の馬が殺到する中、一番割を食うのが真ん中より少し外のこのあたりなのでは?」というのが当班としての仮定』と前回書いたが、このコメントを読む限り、「外目の枠の差し馬が割を食う」が適切であるようだ。
現実に、400m地点で10番手以下にいた馬が馬券に絡んだ例は4例あるが、03年イルバチオが4枠7番、08年シンボリグランが3枠5番、同アポロドルチェが1枠1番と、基本的には内目の枠だった。あとの1頭は、8枠18番だった昨年のアポロドルチェだが、これはレース後のコメントで『他馬があまり外にこなかったので外枠でスムーズな競馬ができました』(勝浦騎手)とあるので、やはりそういうことだろう。
そんなわけで、枠順についてはスパイス程度に考えておいて、あまり枠順ありきで予想を進めるのはよろしくないとしておくべきだろう。
さて、条件6を外した5つの条件で今回のメンバーを改めてみてみると、残るのは(3)マルブツイースター、(7)メリッサ、(9)ケイティラブ、(12)ジェイケイセラヴィ、(14)キルシュブリューテ、(17)テイエムカゲムシャ、(18)アスドゥクールの7頭。更に、「芝1400m以下でオープン3着以内」で軸馬を探すと、残るのは(3)マルブツイースター、(12)ジェイケイセラヴィの2頭になる。
いっそ、レース間隔の条件を中8週未満にしてしまえば、(14)キルシュブリューテと(18)アスドゥクールの2頭が消えるので、残るのは5頭、馬連でも(3)―(7)(9)(12)(17)、(12)―(7)(9)(17)の7点で済むし、2頭軸の3連複なら(3)―(12)―(7)(9)(17)の3点なので、合計しても10点。来年もこのあたりで済めばありがたい。
それにしても、もう少しだった。ワイドで10710円もついたのを見たときは「失敗した……」とひっくり返りそうになったが、それはそれ。また今週、函館記念あたりで頑張りたい。
(坂井直樹)
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