『久々の美酒』率

2010/08/07(10:14)

 関屋記念。焦点のひとつは、安田記念前日に、安田記念と同タイムで準オープンを勝ち上がったスピリタスを信頼していいのかどうか。

 結論から入ると、馬連勝負なら避けた方がいい。理由はこのレースの昇級組の成績が(0.0.1.9)と思わしくないから。準オープン直後に限ると(0.0.0.7)と更に成績が悪化する。狙わないに越したことはない。

 ではどんな馬を狙えばいいのか。新潟競馬場改修後の9年を見ると、勝ち馬は「朱鷺S」「NSTオープン」「場所を問わず重賞レース」の3パターンからしか出ていない。

 ただ、現在では朱鷺Sが夏の後半の開催に、NSTオープンも1週前のダート戦に変わっていることを考えると、今は前走重賞組しか狙えないということになる。2着馬に関しても、重賞以外からの臨戦だったのは03年のエイシンハリマオーと08年のリザーブカードの2頭しかいないので、馬連勝負なら前走重賞組同士の組み合わせでいいということになる。

 他に見られる大きな特徴は、勝ち馬の「『久々の美酒』率」が高いという点。調べるつもりもなく、何となく眺めていて気がついたのだが、04年以降の勝ち馬のうち、08年のマルカシェンク以外は、ここで勝つまで1年以上勝ち星がなかった点で共通している。

 理由を考えるのは難しいが、「賞金を加算できている馬は夏は休ませる→賞金面で出走が叶わなかった馬に出走機会が出てくる」あたりが妥当か。前走1000万で負けていたような馬が出走できる重賞なので、あながち間違いではないと思う。そんなメンバー構成の中に、メンバーの強い春の重賞で揉まれていた馬が出てくるのだから、「前走重賞組だけを狙え」にも合点がいく。

 別の特徴としては「馬番1、2番(=1枠)からは3着以内ゼロ」。直線1000mの競馬でも見られるように、新潟は開催が進むと特に外伸びの傾向が強い(ような気がする)。マイル戦だと直線が600mほどあるので、直線を向いてから進路を選ぶ余裕がある。新潟ならではの傾向ではないだろうか。ここ最近、枠番で切った馬にこられることが多いが、今回ばかりは大丈夫なような気がする。懲りずに切る。

 他に挙げられる条件は以下の通り。

1.東西格差なし
2.左回りの芝でオープン特別勝ち or 重賞5着以内
3.マイルで重賞5着以内
4.4歳以上
5.中4週以上

 すべて満たすのは、(9)セイクリッドバレーと(17)リザーブカードの2頭。(9)セイクリッドバレーは前回勝ったのがギリギリ1年前(09年8月8日)なので、今回は(17)リザーブカードを上位にとって◎。

 惜しかったのは(1)キャプテンベガと(14)ホッコーソレソレー。前者は枠順で減点、後者は前走がオープン特別なので減点。ただ、残った候補が少ないので、資金に余裕がある場合の押さえとして挙げておく。


 結論。

◎(17)リザーブカード
○(9)セイクリッドバレー
△(1)キャプテンベガ
△(14)ホッコーソレソレー

 単勝(9)(17)@100円、馬連(17)―(1)(9)(17)@100円で計500円。

(坂井直樹)

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