3歳未勝利戦、ダート1000mにおける初出走馬の取捨
2010/08/20(16:58)
小倉3R(3歳未勝利、ダート1000m)に初出走の馬が4頭出走している。
ポンと出て流れに乗るまでで勝敗が分かれるといっても過言ではない距離だけに、初出走馬はどの程度頑張れているのか、ちょっと気になった。この時期の未勝利戦だと、ちょっと走れる能力があればアッサリ勝ってしまうこともザラにあるが、それが1000mとなると、ちょっと二の足を踏んでしまう。
と、いうわけで調べてみた。『05年以降の、4〜11月の3歳未勝利戦、ダート1000m』における初出走馬の成績を、他の既出走馬のレース間隔と比較してみると、以下のようになる。それぞれ(1着数.2着数.3着数.着外数/勝率.連対率.3着内率)で表すと、
連闘
(19.21.23.83/10.4%.21.9%.34.4%)
中1週
(52.51.56.210/11.4%.22.6%.34.9%)
中2週
(46.44.26.276/9.6%.18.7%.24.1%)
中3週
(41.34.32.264/9.0%.16.5%.23.6%)
中4〜8週
(40.46.49.372/6.7%.14.5%.22.7%)
中9週〜半年
(18.21.27.203/5.8%.12.6%.21.4%)
半年以上
(7.5.9.76/6.3%.10.8%.18.9%)
初出走
(7.8.8.249/2.4%.5.1%.7.8%)
若干の凸凹はあるが、おおよそ、レース間隔が開くにつれて成績が落ち、初出走となると更にガクンと落ちる。大まかに分けると、連闘〜中3週、中4週以上、初出走の3パターン。一番狙ってはいけないのが初出走の組だということは明白だ。
ごく最近、函館で2頭、3歳未勝利戦のダート1000mでデビュー勝ちを飾った(7月31日のシルクデイブレイク、8月8日のハイエストクライム)のでピンとこない部分はあるが、この2頭より前の例となると、08年7月のシャンパンマリーまで遡らないと出てこない。かなりのレアケースがたまたま短期間に集中したと考えるのが妥当だろう。
そんなわけで、このパターンで、しかも人気を集めるようなら、長い目で見れば敬遠した方がいいだろう。と、すれば、逆に『買い』のパターンもあるはずなのでまとめてみると、
1.連闘〜中4週、できれば連闘か中1週
2.前走は1000〜1300m、できれば1000m
3.前走着順はいいに越したことはない、2着なら約5割で連に絡む
の3点。当たり前といえば当たり前の結論しか導けなかったが、初出走の馬がある程度人気するのなら、本来あるべき配当よりは幾らかつくだろう。そこを狙え、ということになる。
キッカケになった土曜の小倉3Rなら、前走1000mで2着、中1週で臨む(6)アキノローレルだけしかいない。素直にこの馬から馬券を買うのがベターだろう。このブログの性質上、こう書くと初出走馬がアッサリ勝ってしまいそうな気もするが……。
(坂井直樹)
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