夏は“疲れの小さい”牝馬

2010/08/28(08:56)

 キーンランドC。過去4年分しかデータがないが、それでもそれなりの傾向はあった。

 まず、簡単に過去4年分の連対馬8頭、3着以内馬12頭の共通点を挙げると、

1.重賞3着以内(連対馬7頭、3着以内馬11頭)
2.前走が函館か札幌(連対馬6頭、3着以内馬10頭)
3.最終追い切りが札幌もしくは函館(連対馬8頭、3着以内馬11頭)

 の3点。函館→札幌の輸送が決して短いものではないので、「北海道に滞在していればOK」というより「北海道以外からの直前入厩は割引」という表現が妥当だろう。

 これらを満たすのが、(1)ビービーガルダン、(6)モルトグランデ、(9)ピサノパテック、(10)ワンカラットの5頭。

 更に、牡馬・セン馬と牝馬の勝率、連対率、3着以内率を見ると以下のようになる。

牡馬・セン馬(4.5%.9.1%.13.6%)
牝馬(10.5%.21.1%.31.6%)

 1、2、3着いずれも2回と同数なので、出走数の少ない牝馬が率としては倍以上の数字をマークする。一昨年こそ上位3頭を牡馬が独占したが、それ以外の年は3着までのどこかに牝馬がいる。これを軸にするのが一番効率のいい方法だろう。◎は迷いなく(10)ワンカラット。

 1頭気になるのは(8)ウエスタンビーナス。上で挙げた牝馬で、重賞3着以内の実績もあるし、前走も函館のUHB杯。ただ、美浦からの直前輸送なので候補から消した。この馬の場合、前回も美浦からの直前輸送だったので、そこも含めて疲れが心配なパターン。

 ただ、この馬、行けさえすれば渋太く、3走前には前半3ハロンを32秒8で飛ばしながら逃げ切った経歴を持つ。そんな馬に、「逃げのスペシャリスト」ともいえる中舘騎手が騎乗するのだから怖い。

 過去の傾向を見ると、美浦からの直前輸送で馬券に絡んだのは07年の3着馬ワイルドシャウトだけ。ただ、裏を返せば満たしていないのはこの点だけ。3連単の3着候補には足してみたい1頭だ。


結論。

◎(10)ワンカラット
△(1)ビービーガルダン
△(6)モルトグランデ
△(9)ピサノパテック
★(8)ウエスタンビーナス

 単勝(10)@100円、馬連(10)―(1)(6)(9)@100円、3連単(10)→(1)(6)(9)→(8)@100円で計700円。

(坂井直樹)

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