気性面から切り込んでみよう

2012/01/21(12:08)

 平安S。実は昨年も一昨年も当てているレースだったりするので頑張りたい。

 週報の平安Sの傾向にも書いたが、このレースは「リピーターの出現率」が非常に高い。どういうわけか、平安Sで5着以内を確保した馬は、翌年の平安Sでも好成績なのだ。2000年以降だと以下の通り。

99年→2000年
 オースミジェット 1着→1着
 マイターン 3着→14着
 バトルライン 5着→12着

01年→02年
 マンボツイスト 1着→3着
 ブラウンシャトレー 4着→5着

02年→03年
 スマートボーイ 1着→1着
 マイネルブライアン 2着→3着
 ブラウンシャトレー 5着→6着

03年→04年
 クーリンガー 2着→2着
 ビワシンセイキ 4着→3着
 スマートボーイ 1着→5着
 マイネルブライアン 3着→13着

04年→05年
 クーリンガー 2着→5着

05年→06年
 ヒシアトラス 1着→5着

07年→08年
 メイショウトウコン 1着→2着

08年→09年
 マコトスパルビエロ 3着→3着
 マイネルアワグラス 5着→6着

09年→10年
 ネイキッド 4着→3着

10年→11年
 ダイシンオレンジ 2着→1着

 2000→01年以降で(2.2.5.7)だから素晴らしい。今年の場合は昨年2着の(1)インバルコと同4着の(16)ピイラニハイウェイがこれに当たる。この2頭を素直に買えるかどうか。過去10年の1〜3着馬30頭中29頭に該当したのが、次の2条件のいずれか。

1.1年以内に、オープン特別勝ちか重賞1〜3着
2.1000万、準オープンと連勝中

 2頭とも当てはまるので、素直に軸として扱いたい。他にこの2条件をクリアするのが(6)アドマイヤロイヤル、(7)タカオノボル、(8)トウショウフリーク、(9)シルクシュナイダー、(10)タガノロックオン、(11)グランドシチー、(14)キクノアポロ、(15)エスポワールシチーの8頭。さすがに多い。

 軸をどちらかに絞るなら、当班は(16)ピイラニハイウェイを選ぶ。

 ただ単に人気がないからという理由ではない(それが理由でないわけでもない)。この馬、14番枠より外に入ると(2.3.0.1)ととんでもなく成績が安定している。被せられると良くないという気性的なものに起因しているようで、唯一のオープン勝ちである昨年のアルデバランSも大外16番枠だった。その当時と同じ大外16番枠、鞍上も同じく秋山騎手にスイッチ。平安S自体、7歳以上が4勝しているレースでもある。

 一方のインバルコ。昨年のここが56キロで2着なので条件的には揃った感はあるのだが、今回はちょっと買いづらい。昨年、同じ京都1800mの平安SとみやこSの両方に出走しているが、どちらも56キロでかたや2着、かたや8着だった。

 違いはレースの流れ。左に平安S、右にみやこSのラップをそれぞれ記すと、

【前半】
3F35.8 35.2
5F60.8 59.5
【後半】
5F63.4 61.2
4F50.7 48.9
3F38.3 36.7

 勝負どころからがズブいインバルコに、テンから淀みなく速いラップは非常につらい。みやこS同様、トウショウフリークとエスポワールシチーの2段構えで先団が移行するであろう今回はどうだろうか。そんなわけで、◎は(16)ピイラニハイウェイ。

 さて、軸を決め、インバルコを削ったが、相手候補がまだ8頭も残っている。枠連なら結構点数を削れるが、いかんせん同枠にエスポワールシチーが同居しているので妙味などあったものではない。しかしながら削るのも難儀なので「これにこられたら悔しいからこれだけは押さえておきたい」という方向で少数選んでみたい。

 人気薄を選ぶなら、やはり上の条件2「1000万、準オープンと連勝中」の組。週報でも触れたが、このパターンは過去10年で回収率が単勝362%、複勝181%なので狙わない手はない。今回なら(9)シルクシュナイダーと(11)グランドシチーの2頭。

 あとはやはり(15)エスポワールシチーだろう。このレース、過去10年で1番人気が(0.3.2.5)なので、これと組み合わせるなら馬単でもいいくらいなのだが、あまり欲張るまい。


 結論。

◎(16)ピイラニハイウェイ
▲(9)シルクシュナイダー
▲(11)グランドシチー
▲(15)エスポワールシチー
△(6)アドマイヤロイヤル
△(7)タカオノボル
△(8)トウショウフリーク
△(10)タガノロックオン
△(14)キクノアポロ

 単複(16)@100円、枠連8―8@100円、馬連(16)―(9)(11)@100円で計500円。


 AJCCはさらっと。中山で行われた過去9年で3着以内を拾った27頭のうち、6番人気以下だった7頭についておおよその共通点を探してみると、以下の3点が挙げられる。

1.6歳以上
2.中5週以内
3.重賞1〜5着が2度以上

 これを満たすのは(2)ネヴァブションだけ。実績馬とはいえ、9歳なら人気も薄いだろう。格好の狙い目だ。また、同期間で勝ち馬についてのみ見ると、おおよその共通点は3点。

1.中8週以内
2.重賞で2度以上連対
3.前走が中山金杯なら、そこで1〜5着

 該当馬は(3)ルーラーシップと(9)ゲシュタルト。


 結論。

◎(2)ネヴァブション
▲(3)ルーラーシップ
▲(9)ゲシュタルト

 単複(2)@100円、馬単(3)(9)→(2)@100円で計400円。

(坂井直樹)

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