4歳馬は春まで寝て待て
2012/01/27(14:14)
今のところ、今年は重賞はすべて触れてきたので、土曜のシルクロードSに手を出してみたい。そう思った理由は1点。穴っぽい感じがするから。
週報「シルクロードSの傾向」で触れたのだが、このレースは勝率で圧倒的なのは「前走より斤量が増えていた馬」。増減のなかった馬や前走より減っていた馬に比べて3〜5倍近いのだから狙わない手はない。ただ、前走から2キロ以上増えると(0.0.0.4)と連対どころか3着もない。しかもこの4頭が1、1、2、8番人気という馬(=力がある、近走成績がいい)だったのだから注目のし甲斐があるというもの。
で、今回人気するであろう(7)ロードカナロアが前走比2キロ増。どんな式別の馬券でもいらないという流れなのだからありがたい。(15)ツルマルレオンもこのクチなので、これらを切って14頭立てでスタート。
一方、同じ視点で書いた「前走から斤量が増えて58キロだった馬は迷わず買い」に該当するのが(9)ヘッドライナー。他にいないのだから狙わない手はないのだが、前走が前年の京阪杯より前だった馬は過去10年で1頭も馬券に絡んでいない。軸には勿論、買うかどうかも微妙な線だ。迷わずと書いたものの、これは迷う。
しかも、「前走比2キロ以上増」と「斤量増の58キロ」を除いた前走比斤量増の組は回収率で単勝59%、複勝36%。こうなると、前走比斤量増の馬は買えないということになる。週報とは結論が真逆になってしまった。また、前走と斤量が変わらなかった馬は35頭いて1勝、回収率が単勝9%、複勝86%。これもちょっと狙いづらい。
では、ということで、前走比斤量減。回収率が100%を超えるのがこのパターン(単勝150%)だけ。これももっと掘り下げると、前走比3キロ以上減のパターンのみが回収率で100%を超えている(前走比0.5〜2.5キロ減は単勝47%、複勝53%)。それだけ減るということは買える材料に乏しいということだろうから、回収率が上がるのは、まあ当然だろう。
で、このパターンの馬の成績は(2.1.3.18)。この馬券に絡んだ6頭について見てみると、全馬が前年の京阪杯の週以降に1走以上を消化しており、うち5頭については「前走でオープン5着以内、もしくは下級条件1着」という点でも共通していた。単純に前走比3キロ以上減の馬の中で「前走でオープン5着以内、もしくは下級条件1着」を満たした馬が10年で8頭しかおらず、その成績も(2.0.3.3)なら狙っていいところだと思う。該当馬は(6)ダイワナイトだけだ。
結論。
◎(6)ダイワナイト
△(9)ヘッドライナー
単複(6)@100円、馬連(6)―(9)@100円、ワイド(6)―(9)@100円で計400円。
ちなみに、このレースは創設以来16年経つが、4歳馬が勝ったことがない。気になったので、ここ10年の芝1200mの重賞すべてについてみると、4歳馬は月別に以下のような成績を挙げている(4、5月は該当重賞なし)。
1月(0.0.0.2)
2月(0.3.2.43)
3月(2.5.3.59)
6月(3.1.1.18)
7月(3.1.2.12)
8月(4.5.5.19)
9月(5.2.6.23)
10月(3.1.4.13)
11月(1.1.0.16)
12月(0.2.0.9)
これを率にすると、勝率、連対率、3着内入着率の順に以下の通り。
1月(0.0.0.0.0.0)
2月(0.0.6.3.10.4)
3月(2.9.10.1.14.5)
6月(13.0.17.4.21.7)
7月(16.7.22.2.33.3)
8月(12.1.27.3.42.4)
9月(13.9.19.4.36.1)
10月(14.3.19.0.38.1)
11月(5.6.11.1.11.1)
12月(0.0.18.2.18.2)
3歳時に芝1200mで重賞を勝っていたような馬も含めてこうなのだから、4歳馬が芝1200mの重賞でやっていくには春を越さなくてはならないといえる。ロードカナロアはそこへ加えて2キロ増のハンデというジンクスも撥ね退けなくてはならない。一方で、04年以降は勝ち馬が5歳か6歳。5歳のダイワナイトには心強いデータとなる。
(坂井直樹)
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